4月2日に開催されたモアナルアハイスクールのスピーチコンテストの日本語審査員として参加してきました。今回のスピーチフェスティバルには生徒の参加者が400名近くおり、審査員も50名ほどで毎年拡大し続けれている教育プログラムです。
ハワイ唯一のワールド・ランゲージ・ラーニング・センター
モアナルアハイスクールはハワイ州立の高校で唯一、マルチ言語でのバリンガル育成プログラムを実施しております。2016年現在スクールのカリキュラムに含まれている言語です。
- 日本語
- 中国語
- 韓国語
- ドイツ語
- スペイン語
コンテストの審査トピック
今回のスピーチコンテストでは13歳から18歳までの生徒たちが初級、中級、上級レベルのコンテストに分かれて行われました。
初級レベルでは、スピーチ内容はみんな同じで日本語で自分の生活について1分少々プレゼンテーション。初めて参加する生徒さんが多く緊張している様子ですが、よく頑張りました。若いうちに人まで話す、コミュニケーションをする、意見を伝えるのは大変重要なことです。大人でも出来ていない人がおおいので、やはり自己主張の国アメリカならではの教育方法です。
中級レベルでは、内容により個人の意見や経験談が含まれ、又少し難しい言葉も使われるようになります。ちょっとを意味を理解していない感の言葉もありましたが、知らない物にチャレンジしたポイントでOK!このレベルのコンテストでは3分少々のプレゼンテーションですが、やはりここでも緊張の様子で3分前に終わってしまう生徒さんも数人いました。人まで話すのはやはり難しいのです、、、
上級レベルでは、トピック内容も自由、プレゼンテーションの構成も生徒次第で好きなスピーチができます。このレベルでは5分少々のスピーチとなるので内容もすこし深くなります。今回の上級コンテストでは「東北大震災」「世界のテロ対策」やその他ニュース関連のトピックが主でした。上級レベルはもちろん高校3年生が一番多く、これから大学や仕事の面接にもいく時期なので人前での自己表現を覚えるのは大切な事です。

スピーチコンテスト上級クラスでもやや緊張気味の生徒達
IT業界でのプレゼンテーション
Suffolk大学の心理学部の調査によると75%の人が、人まで話すのになんらかの不安を持っております。人まえで話す恐怖感を「スピーチ不安障害」又は医学用語でglossophobiaと言います。IT’業界では、パソコンの前に座って作業をするから人前でのプレゼンテーション能力は必要でないと思っている人も少なくありません。しかし、それは大きな間違えです。ITのプロになるにはまずクライアントと契約を交わす必要があります。契約を交わす前に、企画書を用意しクライアントの前に行きウェブ製作の内容をプレゼンする必要があるからです。
いくらウェブの知識が豊富でもクライアントにそれが伝わらないと、自分のスキルを活かすことができません。「でも、それは営業がやる事」と思っているウェブデザイナーもいるかもしれません。ウェブデザイン手法は常に新しくなっているので営業の人が人くくりにクライアントに全てを説明するには限界があります。自分のIT専門スキルを堂々とクライアントに説明できる、意向を伝えるスキルのウェブデザインには必要な時代です。
私の場合、常にクラスで講義をしているので毎日がプレゼンテーションです。iDo スクールの講義以外にもIT現場でクライアントにプレゼンテーション、レポート報告、コンサルティングを会社の重役、社長などに説明しなければなりません。IT業者として、一番難しいのは専門的な内容をいかにわかりやすくクライアントに伝えて理解してもらえるかです。大抵の場合、ITの専門的な事は一度では理解してもらえないも現状です。専門的な用語ばかりで不安なクライアントに信頼感と安心感を与えるのはプレゼンテーションスキルです。全ての専門用語に知識がないクライアントはあなた自身が話している姿勢、アイコンタクト、話のペースなどで信頼と安心感を覚えてゆきます。
今回のコンテストで審査員をし感じたのは、ウェブの仕事に限らずどんな業種でもデスクワークだけでは足りず、人間との正しいコミュニケーション・スキルの向上です。